
Works
ライブパフォーマンス、作成した動画などと
フォトギャラリーをお楽しみいただけます。
Performance
パフォーマンスについて
このページでは、過去に行った配信ライブや公開している映像作品の
コンセプトや背景について紹介します。
Live Streaming
ライブの企画、演出、セットリストの考案、披露する楽曲の作詞作曲・編曲、レコーディング、振り付けの全てを自ら手がけて制作している。
各配信ライブは全て以下の座組で行われた。
会場 スタジオブルーダン / 札幌
ディレクター 谷藤勝彦
撮影・音響・スイッチャー 中山裕太
ヘアメイク 関絵理奈

わたし的生存論
7th Streaming
2024

純欲メタモルフォーゼン
6th Streaming
2024
共同制作した作品を中心に、「自己からの成長」を全体のテーマに設定し、それぞれの「変容」を追うコンセプトでオリジナル曲7曲からなる収録ライブを配信した。
スタイリングは幼さと大人っぽさ、可愛さが共存するようにプロデュースし、インサートで変容を表す花を使用することでコンセプトを表現した。

ステッキを持って登場し、カメラに魔法をかけたあと、炭酸のように爽快感のある恋に気分がときめく『ソーダ』を披露する。

しかし恋のもやもや感から『好きでもない先輩と スタバに行くことになった。』選択をしたことで 気持ちがだんだんと切なくなってくる。

『メランコリ』ックな気分に浮かされた主人公は、 別れを選び楽になる選択肢が頭から離れなくなり、 そもそも自分が何のために生きていたのか考え直す。

思考に耽っていると気づけば真夜中になっており、『明日まで続く夜』を歌いながら主人公は、一 日の終わりと始まりが隣接する時間を経験し、時が連続して移り変わる様に美を感じながら涙する。

夜が明け、振り返ると悩みはそれほど深刻でなかった ことに気づき、自分自身のパーソナリティに向き合う アイドルロックナンバー『5G Gene』をパフォーマンスする。

自らの本質に対峙したことで、ずっと「もしあの時こうしていれば今は…」という想像の未来に引きずられて夢を諦めていたことを認知し、『かなわない』と 思い込まず今を大切にもう一度頑張ろうと思い直す。

最終曲『Makeup!』で自分が思い描けばどんな自分にも変容できると自信がついたところで、ステージは幕を閉じる。



アイドル崇拝
5th Live Streaming
2023
“アイドル崇拝” のタイトルの通り、あくまでステージは偶像崇拝でしかないということへの皮肉を表現している。その皮肉はエンターテイメントを享受する側ではなく、melody♡can!dyという枠組み、アバターの中でしか自分を表現できない自分自身に向かっている。
まるで手術室や実験室のような天井や蛍光灯の中で、配信用のカメラ同士をあえて映すことで、このステージ自体が「監視された / 実験対象のもの」であることを暗示している。
インサートで使われるカットには背伸びの象徴であるハイヒール、自分を美化する仮面、アイドルとしての制限時間がすでに切れていることを示す止まった時計などが映し出されている。

アイドルという憧れに再び向き合う『I-doll』をパフォーマンスする。

場面が変わると、忘れ去られたアンティークドールのような佇まいで人生の空虚さを理由に人生の終わりについて熟考する『Windy』を歌う。

気分が底まで落ち切った主人公だったが、やはりその状態を救ったのも音楽であると思い出し『悪口くらい言わせて』のトラックに心が躍り出す。

それでも完全には復活することができず、生まれ持った性質への無力感を『GIVEN』で示す。

最終曲『パラサイト』でその性質こそ優しく受け入れなければいけないものだと主人公が気づいたところで、この実験は終わりを迎える。





人工アトランティス
4th Live Streaming
2022
“人工アトランティス” はシャルル・ボードレールの『人工楽園』をオマージュした造語である。
melody♡can!dyによるエンターテイメントこそ現代における「麻薬」「酒」で、それらは真の芸術家によってしか理解されないだろうというメッセージを込めている。
5曲目『スーサイド・ケーキ』を中心にライブは構成されている。
当楽曲の元になったイラストの主人公の、いわゆる「天使界隈」に類似した身なりを衣装で再現し、親和性の高いヴェイパーウェーブやサイバーパンクといった、近未来感の中に漂う1990年代へのノスタルジアを感じるヴィ
ジュアルイメージを多く取り入れることで、「楽園」感、薬物やアルコールによる高揚感などを表現した。
ステージは一つのライブハウスを三つのブースに分割して設置されている。

サイバー感のあるステージで、孤独感から共依存する関係性を歌ったフューチャーベースの楽曲『ララリルリラ』をパフォーマンスする。

その後、“人工アトランティス” へのウェルカムドリンクとして『バタフライピー』を披露する流れで、寒色の光が反射する退廃したバーブース へ移動する。

大人にならざるを得ない環境の中で花に火をつけて喫煙することで、実際は子供であることを隠そうとする楽曲『煙花(たばこ)』などの「人工楽園」を通して、

未来を建設的に描くことにすら諦めを感じている主人公は現実からの非常口に向かって『現実逃避行』を歌う。

逃避の旅は続き、閉鎖的な楽園のようなステージに移動した主人公は幻覚の列車に乗って『スーサイド・ケーキ』を過剰摂取することによる自死への道を突き進むが、死ぬことはできない。

満たされていた時代の唯一の記憶がフラッシュバックし、愛した人との別離が迫っていた頃の『無言』電話に思いを馳せる。

自らを苦しめていたものの正体に気づいた主人公は、最初のステージ=現実に戻ってきて、自分に寄生する『パラサイト』である孤独感と向き合うことを決める。


Videoes
自ら作詞作曲・編曲、レコーディング・ミックスした楽曲に合う映像を自ら企画し、撮影・編集を行っている。

Manic-classic
2023 / 2024

メランコリ
2019 / 2023

純欲メタモルフォーゼン
Teaser
2024
配信ライブ ”純欲メタモルフォーゼン” に先立ち公開した。
「純欲」の言葉通り あどけなさや純粋さが残りながらもどこか色っぽさのある衣装を選び、ステージで「メタモルフォーゼ=変身」する前の少女の様子を演じた。
バックトラックには『かなわない』を使用し、本を読みながらも脳裏にステージがよぎったり、ライブに向けて歌ったりするシーンを撮影している。

人工アトランティス
Teaser
2022
配信ライブ ”人工アトランティス” に先立ち公開した。
本編と同様ヴェイパーウェーブ的なヴィジュアルイメージを多く使用している。グリッチ・ノイズ加工、細切れに人が飛び込んでくるインサートなどが短い動画の中に詰め込まれた、展開が激しく浮遊感のある映像となっている。
薬物等による高揚感であることを示すために、水面に映った蛍光灯を動画のキーとした。
バックトラックに使用した『バタフライピー』に因み、バタフライピーを模した濃紺色の液体を計量するシーンが怪しげな雰囲気を醸し出している。
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